人材不足に危機感 民進党内に「解党的出直しを」の声も 台湾 [裏DVD]

【台北=吉村剛史】台湾の最大野党・民主進歩党(民進党)は16日、臨時の中央常務委員会、中央執行委員会を開き、14日の総統選の敗北責任をとって主席からの辞任を表明した蔡英文主席について、3月1日付での辞任を承認した。次期主席をめぐっては、裏DVD人材不足が党内でも懸念されており、「解党しての出直し」を求める意見も飛び出している。

 蔡氏の任期は5月まで。党幹部65人から任期満了までの留任を求める署名も提出されたが、本人の強い辞任の意向を尊重したという。民進党では3月から代理主席を立て、5月に次期主席を選出する。

 党内では世代交代を望む声が大きいが、経歴や実績を備えた突出した次世代のリーダー候補は不在。2008年の総統選で正副総統候補として大敗した元行政院長(首相)の謝長廷氏や蘇貞昌氏らも「排除されない」とされることに、党の人材不足を嘆く声も聞かれる。

 総統選では、与党・中国国民党が中国との良好な関係をアピール。独立志向が強いとされる民進党政権誕生の場合の、中台関係後退の不安が敗因の1つとみられており、党員からは「対中姿勢を一から見直すべきだ」「党を解体しての出直しも必要ではないか」との厳しい声もあがっている。
日本とはえらい違うな。


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